睡眠障害の治療法*薬物治療の治療薬(睡眠薬)と副作用

睡眠薬は、睡眠障害に悩むかたに効果的な治療法ですが、安全な治療のために睡眠薬にどのような副作用があるのかを、あらかじめ知っておくことは服用するうえで大切なポイントです。

現在、睡眠障害で使われている薬物は、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、医師の指導の下に服用すればトラブルはありません。しかし、体質によっては副作用もあらわれます。よく見られる副作用には、持ち越し効果と言って催眠作用が長く続いて、起床しても眠気が残り、ふらふらしたり、めまいを感じる状態です。ですので、睡眠障害が解消されつつあるならば、減薬を試したほうがよいでしょう。

しかし、減薬をする際に、急に薬の量を減らすと返って睡眠障害の症状が悪化することもあるため注意が必要です。悪化する現象としては、さらなる不眠症がおこり、頭痛や耳鳴りに悩まされたり(退薬症候)、発汗、幻覚に健忘といった症状も見られます。この症状を反跳性不眠と言います。

それから、睡眠薬には飲み合わせにも注意が必要です。持病などで糖尿業や高血圧の薬と併用する場合、薬の効果が強調されてしまうこともあり、危険です。薬との併用だけでなく、カフェインが含まれる飲み物やアルコールと睡眠薬と一緒に摂取するのもやめましょう。カフェインなどは覚醒作用があり睡眠障害の効果が増すため危険です。また、妊婦の服用もいけません。睡眠薬は胎児にまで薬効が及び、中毒症状を示すといった深刻な影響を与えるため、睡眠障害に悩む妊婦も多いですが妊娠中には絶対飲んではいけません。

睡眠薬は、睡眠障害治療において正しい知識で安全に使えば高い効果を持ちますから、しっかりと理解しておきましょう。
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