睡眠障害の種類*睡眠時随伴症の原因と症状

睡眠中に行動することを「睡眠時随伴症」と言い、これも睡眠障害に分類されています。この症状は自分の意識とは無関係で行われるため、なかなか治療が出来ず悩まされているかたも多くいると思われます。

睡眠時随伴症にはたくさんの種類があり、まず、睡眠中に突然叫び声をあげて目を覚ます「夜驚症」、尿意を感じることなく無意識にお漏らしをしてしまう「夜尿症」といった症状があります。また、意識はあるのに体に力が入らず、自分の体の上に人が乗っているなどの幻覚症状が見られる状態は「睡眠麻痺」と呼ばれ、一般的に言われる金縛りの状態を医学的に呼称したものですが、自分の意識と違う行動が謎めいた印象を与えるため、睡眠障害の中でも心霊現象と結び付けられやすく、解決方法を霊媒師に頼るかたもおり、悪徳商法に巻き込まれるトラブルもあります。

このほか、寝ている状態で話しだす「寝言」や、突然ベッドから抜け出して部屋を歩き回る「睡眠時遊行症(夢遊病)」も睡眠障害に含まれます。この「睡眠時遊行症」は、本人に意識はありません。なので、歩き回って転倒してケガをすることが無いように、寝室に障害物を置かないようにするなどの対策が必要です。寝言の場合は、頻度が多かったり、余りにも長々と話すようなときには、精神的ストレスの影響を受けいるケースが多いため、専門の病院で診察してもらうことをおすすめします。

また、寝ている間の無意識の行動に、「歯軋り」と言うものもあり、これも睡眠障害で、あごを痛めたり、歯をすりへらすまで行うこともありますから、その癖のある方は、寝る前にマウスピースを嵌めたり、歯科医と相談しておくのがおすすめです。

「睡眠時随伴症」は自分ではチェックできないものが多くありますから、睡眠障害対策には家族などの協力を仰ぐようにしましょう。
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